【感想】映画「あるメイドの密かな欲望」を観ました。
こんにちは、ももこです。
もう終わっちゃいましたが、EURO見たさにWOWOWに入会しまして。
スポーツ以外にも色々やってるんですねー!楽しい!
そのなかでたまたま観た映画の感想です。
◇あるメイドの密かな欲望◇
フランスが好きなんです。
たぶん前世はパリジェンヌです。
まぁおんなのこって大概おフランス的なもの好きですよね。かわいいもんね。
んで、この映画。
フランス映画だし、メイドだし、女優さんかわいいし、お洋服とか風景とかもかわいいに違いない!と思って見始めたんです。
そ れ が 間 違 い だ っ た 。
主役のセレスティーヌ(演じるはレア・セドゥ)がかわいい。
メイド服もかわいいし、特にセレスティーヌがもってる小さい鞄がめちゃくちゃかわいい(あの鞄小さすぎなんだけど一体何が入るんだろう、、、でも欲しい。めっっちゃかわいい)。
おフランスの風景もとても綺麗です。
でも、でもですよ。
なんていうか全体的に暗い。暗鬱っていうのかな?ねっとーり暗い。
同じくフランス映画のアメリ見たときも、似たような気持ち悪さを感じました(それでもアメリはこっちに比べたら断然明るい)。
お隣に住むおじさんが不気味だし(飼ってるモルモットをぺいって投げ殺して夕食にするとか言う)、仕えてるおうちの主人も奥さんも変(ご主人は色狂いだし、奥さんはセレスティーヌにめっちゃ意地悪)。
小間使い同士のコミュニティもなんだか気味が悪かった。
この作品、「小間使いの日記」という有名な小説が原作で、これまで2回映画化されているそうです。ちょっと調べたらそれぞれ内容やラストが違うみたい。
(特に2回目の映画はあらすじと感想読んで、絶対見ない!と決めた。)
そんで今回の作品はどうかというと、うーーーーーーーん。
セレスティーヌにはもっとちゃんと幸せになってほしい!!
なんであんなおっさんと、、、
これまでの人生に嫌気がさしていたとはいえ、そこ選ぶ??
そこしか選択肢がなかった??
危険を冒してまで自分を必要としてくれること、必要とされることが彼女にとってそれだけ大事だったってことなのかなぁ。うーん。
でもなぁ、反ユダヤとか言って謎の活動してんだぜ?騙されてんじゃね??
うまく使われちゃうんじゃない?
という心配をしてしまうわけです。
まぁもともと原作も映画化した2作品もハッピーエンドではないみたいなので、なんなら今回がいちばんハッピーエンドなのかも。
てかハッピーエンドとかいう範疇に収まらない映画な気もしますが。
ストーリー的にはそれ以外にも消化不良なところがありました。
おんなのこが殺されちゃった事件は?
メイドの同僚の妊娠は??
こういう映画は私にはちょっと早かったかもしれません。
※最初から最後までくまなく観ていた訳ではないので、ちゃんと観てればすっきりするのかも。
※もちろんこういう雰囲気が好きな方もたくさんいると思います。
※ハッピーエンド至上主義者なので、かなり偏った感想です。ご了承ください。