ももこのわや日記

備忘録的な。

【感想】ジュラシック・パーク ロストワールド

こんばんは、ももこです。

寒いね…。

久々に映画の感想でも。
ジュラシック・パーク  ロストワールド

こっわ

ジュラシック・パークの第二弾。第一作目から4年後が舞台です。初めて見ました。

1997年に作られた映画なのに、今見ても全然古さを感じさせません。第一作目を見た時も、変な不自然さを感じたりしなかったから、本当にすごい技術が結集した映画なんだなあと思います。登場する恐竜たち、人間が中に入って操縦してるんでしょ?すごいわー。むしろ、最近のCG使いまくりの映画の方が、変にリアルすぎて逆に不自然さを感じることがあるもんね。技術の進歩は素晴らしいけど、技術がないぶん、工夫と想像で乗り切ってたこの時代、最強。

もうね、冒頭から思ってたんです。

(ここから口悪くなります。注意。)

 

 

 

 


サラ、うぜえーーー。

この映画の事件の大半はサラが原因なんじゃないか?って思うくらい、ほんと、めちゃくちゃうざいヒロイン。
自分の好きなことやって周りをこれでもかと振り回しまくって、でも最終的には守られるっていう典型的なヒロインです。いるよね、こういう人。周囲がどんだけ迷惑被って&フォローしてるか気づきもせず、「私、良いことやってます!だから支えてもらうのは当たり前!!」って顔してる人。
こういうヒロインは重宝されるのか、映画やドラマによく登場する印象があります。なんだ、世間はこういう人間に潜在的な憧れを持ってるのか?わからん。

ほんとね、サラも含め、主人公グループのせいで恐竜も人も甚大な被害を受けるの。恐竜側の主役・ティラノサウルスだって被害者の一人(頭)。そもそもジュラシック・パークを作った企業の新社長(?)が恐竜パワーをみくびってたのが原因ではあるんだけども、細部の事件はサラ達が起こしてる。本当にいろんな人がかわいそうな映画です。
この映画最大の被害者は、序盤で仲間を助けようとしてティラノに食べられちゃうエディと、ティラノちゃんがニューヨークに上陸したあと、空腹を満たすために食べられちゃうワンワンだと思います。どちらも、なんにも悪いことしてないのに、本当に可哀想。エディに至っては、一生懸命チームを助けようとしてくれてるのに、チームメイトからは「早くしろ」だの文句を言われ、泥だらけで一人奮闘していたところをパクリですよ。不憫すぎる。泣ける。
個人的に、このチームで一番まともなのは主人公の娘だと思います。序盤の「体操のスタメン落ち」を終盤でうまく魅せるとこ大好き!

結局、人間の愚かさと自然の強大さを感じて終了。「わーすごーい、ハラハラしたー!楽しかったー!」じゃ終われないというか。心のどこかに気持ち悪さというか、腑に落ちなさというか、引っ掛かりを残された感じです。

ジュラシック・パークとニューヨークの2か所でティラノちゃんが大暴れして一粒で二度おいしい感はありますが、また観たいかと聞かれると、どうかなあ。買って(借りて)までは見ないな。再放送されてたら観るかも?観なくてもいいかも?くらい。

まああの、ハッピーエンド至上主義の映画経験値低い人間の感想なんで、お察しください(笑)

では!